介護日誌②骨折
7月に例年の支笏湖キャンプへ連れて行った
順調だっただけに誤った
最後の帰り支度の際に負担をかけないようにと2時間も椅子に座らせていたのが悪かった
母が立ち上がろうとした時ふらつき転倒
痛くて動けず救急車で搬送
脚の根元が複雑に割れているレントゲン写真
大腿骨骨折
骨がもろくなっていて既に亀裂がはいっていたかもしれない
年寄りに最も多い怪我らしい
どうしますか手術しますか、自宅で安静にしていれば半年ほどで治りますが
お年寄りは床ずれを起こし別の病気で合併症で死ぬ確率の方が高いですと言われた
そのまま入院
ドクターから介護認定を先に申請するようにとアドバイスをもらった
社会福祉士も病院にいて相談にのってくれた
遠軽役場に申請する
足の骨が折れると間違いなく承諾されると言われ、後日その通り要介護4となった
この病院は手術日も立ち会えない
骨の代わりに金属が入った
ボケが進まないように毎日電話をした、幾度も病院へも出向きモニターで面会もした
30日リハビリをして退院となったがまともに歩くことは出来なった
ケアマネジャーが自宅にやって来た
車椅子や住まいのレンタル用品は1割で借りられる
お風呂の水回り用品など衛生用品は買取が必要だが安く購入できる
介護施設も全て1割負担、介護度合いが上がるほど利用回数が増やせる
介護認定が高いほど施設の利用料が高くなる仕組み
たまたま空きがあるということですぐに2か所と契約
カラダラボ 週四 送迎あり 午後1時から17時
本来は平均 7,970円/回 12万円/月
一流ホテルの会員制ジムかと笑ってしまう
それが1割負担なので1万2千円になる
デイサービスひまわり 週一 入浴 昼食付 送迎あり午前8時半から16時
こちらも平均 8万円/月ほど
手差しで月7,200円である
こちらも本来一日2万円というのはとても高額だ
安く使えるのは有り難いが、介護崩壊も近そうだ
車椅子を借りるまでの間、遠軽にあるものを借りられた
この日は町の花火大会 おかげで近くまで車でつけて屋外に車椅子に乗せて楽しんでもらえた
居住空間を1階の和室に移動
2段のステップがあるが2階よりマシである
よく和室を洋室に住宅改修することがある
今の和室の畳は昔より薄く、その下には床合板が敷いてあるため突っ張りに耐えられる
突っ張り棒を使って手すりを簡単に固定できた
そのため大掛かりな住宅改修は不要となった
夜のトイレは一人で行けるようになった
しかし認知症は薬は飲んでも悪くなっている気がする
手術したことさえ覚えていない
私がいることで安心している分、面倒はことは覚えないということだ
今まで親不孝した分
出来る限りのことはしてあげよう
暫くは介護日誌が続きそう
住宅と介護、何かヒントになればと幸いです
みき