社長の映画-シネマブログ
今回紹介する映画は昨年1月に映画館で観た<ジョジョ・ラビット〉です。
DVDや配信サービスで前年度の公開分をほぼ全て見ていて、こちらも最近DVDでも見直しました。
この映画は第二次世界大戦下のドイツに青少年団(ヒトラーユーゲント)に所属する10歳の少年ジョジョが、「ナチス思想に毒された目で見た世界」を語り始まります。
少年だけに見える空想の友人「ヒトラー」との会話劇や、母親役スカーレット・ヨハンソン(Scarlett Johansson)と青少年団の教官役サム・ロックウェル(Sam Rockwell)とのこ掛け合いを織り交ぜ、強烈な反戦メッセージを現したパンチの効いたユーモアのある痛快作品です。
一部表現に酷なシーンもありますが、映画初出演のジョジョの表情がとても愛らしく、全体を通してなぜか爽快な気持ちになれる映画です。
このような反戦映画は日本では決して作られない、作れない作品だと思います。
数年後に再見しても、きっと楽しいお気に入りの一つになっていることでしょう。
K.M