是枝監督

TVで頻繁に流れるCM。

殺人者、役所広司主演と弁護士、福山雅治との間での法廷心理もの。

見ている人がまるで陪審員になったような不思議な感覚に陥る。

真実がはっきりしない分、私的には好きなタイプではない。

しかし実際裁判で事実を話す人がいないのであれば、ストーリー自体がはっきりしないことは当然と言えばそれまで。

誰がうそをついているのか、真実はどうでもよくなっていく。　

人間が生きていくための理不尽さを考えさせられ、心の奥深い闇を掴まれる作品ではある。